その五拾参 出口の見つからない夜

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その五拾参

自分の存在を信じない。

やってきたことは、おそらく無意味。

闇が僕を支配する。

震えがとまらない。


うまく立ち回れない自分の不器用さと、今までの罪深さを呪う。


救いをもとめた花火は…ほんの数秒しか僕を照らしてくれなかった。

また、闇だ。

目が覚めると、全部、嘘。



その五拾弐

休演日。
とは言うものの、11月に客演する「はぶ談戯」の打ち合わせだったり、店も終電間際まで忙しかったりで、オフがオフじゃなくなってしまった。
が…チョコチョコと何かしらせわしなくしているのは、自分の性に合ってるんじゃないかとも思う。

店で、お客さんの何人かとお絵描き大会をした。

写真は…ミッキーマウスを描いたつもりですが、何か文句ありますか?


呑み屋の軽い遊びのつもりが、赤っ恥をかいた。

その五拾壱 幽霊船は何処へ…

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その五拾壱

もしかしたら…(いや、もしかしなくても)公演前最後であろうoffは、散髪、洗濯、買物、観劇と、いろいろやりたいコトはあったのだけど、専ら体のメンテナンスにお金と時間をかけた。

長老・溝口さんが五十歳の誕生日を迎えた。

僕は、三十歳ぐらいまでの人生だと思っていたから、生き(死に?)急いでいたし、逆に三十歳には早くなりたかった。
でも、ちょっと前までは、四十歳になるのはすごく怖かった。
自分と同い年以上のアスリート達もどんどん引退していくし。
「イルミナ」は、演劇的にはプラスになったコトが少なかったかも知れないが、「まだまだ誰よりも動ける」自信につながったと思う。

幽霊船の行先は…凪だったり、荒波だったり、そして遠回りと迷走を繰り返して、ゆっくりと、でも確実に前に進んでいきたい。

写真は…久しぶりに作った「茄子とラム肉のグリーンカレー」。

その五拾 ♪Bye Bye My Love

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カラオケ会、行きたかった。
作業して21時過ぎてたしなぁ、次の日朝早かったしなぁ。
まだ、サザンにお別れを告げて(歌い納めして)ないので、11月はもしかしたら…。


田舎で、中学の同窓会があった。
行けば確実に、24年ぶりに会う連中がいるはずで…地元の友達からも熱烈な(?)お誘いを受けていたのだけど、やっぱり一日のお休みでは無理、これほど故郷を遠く感じたコトはない。


夜は、世界名作小劇場、M.O.Pをけって、「はぶ談戯」のボイトレに参加。


「カラオケミュージカル」を侮るなかれっ!

その四拾九 僕の大好きな女優さん

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その四拾九

グリング「ピース -短編集のような・・・・・」を観た。

オムニバスのような…新作短編いくつかと、過去に他所へ書いたモノをあわせて、何となく一本の連作に見えるような…巧いつくり。

萩原利映さん、あぁ、また一つ好きになってしまった。去年「FLOWERS」で共演できたコトを誇りに思う。
いつか…きっと、また何処かで、一緒に演れたらいいな。

(ほぼ)最後の台詞が…ごく当たり前の願いかも知れないけど、しみた。

「自分で死なない、
誰も殺さない、
誰からも殺されない、自然に生きて、
自然に死ぬ。」

僕のまわりの大好きな人たちが、そうあればいいのに…。


夜は八代さん&谷やんの「リア王」か、11月の「はぶ談戯」のボイトレか悩んだけど、暑さで体調悪くなったのでどちらもパス。


代わりに(?)
新しい帽子、買っちゃいました。

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